初期の作品 (2008年7月)

ある時スティーブワンと仕事をしたときの事。
スティーブは業界でもトップクラスのアーティストで、
20歳の時にプレデターを彫刻ペイントしたという天才的人物である。
そんな彼も初期の作品はひどかったと言うので、
じゃあお互い昔の作品を持ってこようと言う事で、
数日後、お互いの古い作品を持ち寄った。
自分の方は回りにも自分は昔下手だったと公言しているので、
驚くにはあたらないが、
スティーブが下手だったというのはなかなか信じ難かった。
そしてスティーブが持ってきたのが、彼が17歳のときに初めて作ったマスク。
なんと!


超へた。


皆さん。最初からうまい人なんていません。
いたとしても努力しなければ追い抜かれます。
スティーブはそれからずーっと家にこもって造形の練習に明け暮れてうまくなったのです。
作りまくったのです。
自分もそう。
最初は超へたで劣等感をもってたけど、
作りまくったのです。
怠けていてうまくなる訳ないのです。  

その後スティーブとお互いの作品を馬鹿にしあったのでした。
みんなもがんばりましょう。


ESSEY 目次に戻る